展示施設"BMW Welt"の模型@フランクフルト

BMW続きなのですが、写真はBMWスタンド(展示会場)に展示されていた、進行中の展示施設"BMW Welt"の模型です。ドイツのミュンヘンに建設中のBMW Weltは、オーストリアを拠点に活動する建築アソシエイト”コープ・ヒンメルブラウ”の設計。フランクフルトということで、自国開催のモーターショーで気合いを入れて展示し、来場者の高揚感をあおる演出はさすがBMWだと思います。BMWに限らず世界中どのメーカーでも自国開催のモーターショーが一番お金を掛けるのは当然なのですが、フランクフルトの場合、BMWやメルセデスといった大手メーカーはこのショーの為だけに建築からパビリオンを作るんですね。方山さんの視察は、この展示施設の見学やリサーチが目的ですから、Z4クーペよりもこちらの方が先に紹介しないといけなかったかも知れませんね(笑)。



コープ・ヒンメルブラウは1968年、オーストリアのウィーンにてヴォルフ・プリックスとヘムルート・シュヴィツィンスキーによって設立されたアソシエイトで、非常に有機的で、時々恣意的にデザインすることを避けたような、オーガニックなフォルムの作品を近年は残しています。彼ら自らデコンストラクティヴィズム(脱構築主義)を自認し、建築を雲のような浮遊し変幻することがそのコンセプトの根底(造形的な表現だけかもしれませんが)にあるようです。a+uでも取り上げられていましたが、最近世界的に活動する建築アソシエイトでは際だった働きをしています。近年のプロジェクトでは展示施設"BMW Welt"の他、アメリカ・オハイオ州のアクロン美術館、フランス・リヨンの時と知の博物館などが進行中。ちなみに日本人建築家、阿部仁史さんは彼らのアソシエイトの門下生です 。。