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2006年09月29日

横浜のBar ・・・Bar ブリキ

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先月より設計を進めていた横浜のBar「Barブリキ」が施工に入りました。ラグジュアリーで落ち着いた雰囲気のあるBarを目指していますが、今回はオーガニックな素材にこだわっています。和紙のバックウオール、ブビンガ材の一本物のカウンター(一本のブビンガの木からそのまま製材)、麻の天蓋、スキンレザーのカウンターチェアと、この規模のBarとしては贅沢な仕様になっています。施工チームも今回は大工さんや木工職人中心なので納まりにも期待ができますね・・・続きは下のmoreで


どの設計でも言えますが、まずクライアントの「求めている空間は何なのか?」を突き詰めその中で可能な事、厳しい事を一緒に考えていく必要があります。今回はそのラインを引く為にクライアントである北村さんと一緒に素材のショールームを見て廻りましたが、結果的に一番最初に設定した素材やデザインで落ち着きました。今年の傾向として、うちの事務所は「和の納まり、素材を今っぽく作ってほしい」というオーダーが多く、今回のBarブリキさんも、「ジャパニーズ・オーガニックモダン」といった感じの設えを目指しています。また、お店だけでなく備品類のセレクトにも意見を求められていて、クライアントと一緒に作る喜びみたいなものを感じるプロジェクトです。最近の傾向でもありますが、クライアントからの要望で「トータルイメージを一緒に作ってほしい」と言われる事が多く、ありがたいお話が多かったような気がします。来月完成し、再来月の2日にオープンするBarブリキですが僕自身お酒が大好きなので、オープンして頂くお酒を楽しみにして頑張りたいなと思っています。。

(文:平澤太)

Creative Commons License
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。


2006年09月26日

Creative Commonsのセミナーへ行ってきました

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仕事の合間を見て、クリエイティブ・コモンズ (Creative Commons) のセミナーに行ってきました。 続きはmoreで・・・


「クリエイティブ・コモンズとは、ウェブ上で行われるプロジェクト、またそれを実施する非営利団体で、法的手段を利用して出版物の創造、流通、検索の便宜をはかるものである。利用される法的手段にはパブリックドメインやオープンコンテントによるライセンスがある。情報を共有しようとすると、知的所有権法や著作権法が障害になる場合があるが、この運動の基本的なねらいは、そのような法的問題を回避することにある」

『以上ウィキペディア(Wikipedia)より』

クリエイターがウェブで作品を公開するときに、その公開した作品に対してどれだけ帰属させるか?もしくは改変や流用をどの範囲まで認めるかを法的な見解から明文化させ、ネットワーク上の流通を活発化させる事を目的としているのがクリエイティブ・コモンズです。最近だと坂本龍一さんが中心となっている運動stop-rokkasho.orgもクリエイティブ・コモンズのライセンスを活用してWAVファイルやイラストレーターのファイルをある一定のライセンスのもと編曲や改変を認めています。(この場合は作られた著作物が第三者によって商行為に利用される事を防ぐ目的の方が大きいと思います)。

今日のセミナーはクリエイティブ・コモンズの創始者の一人、ローレンス・レッシグ(Lawrence Lessig)さんの講演やクリエイティブ・コモンズを活用しているデザイナーのコミュニティサイトなど事例紹介がふんだんに盛り込まれた内容でした。どちらかというと既に活用し、今後どうなって行くか?が講演の趣旨としてあったようで、一部を除くとアカデミックな内容が多かったような気がします。


2006年09月12日

THE PERMANENT COLLECTION OF NEW DESIGN PARADISE 2006展

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定例の帰りに東銀座のNISSAN本社ギャラリーで開催中のTHE PERMANENT COLLECTION OF NEW DESIGN PARADISE 2006展・・・NISSANが提供しているフジテレビ「ニューデザインパラダイス」の作品展の第二弾を見てきました・・・続きはmoreで


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もう間もなく終わってしまうんですよね、ニューデザインパラダイス。この番組最初こそよく見ていたのですが、時間が時間でリアルタイムでなかなか見られないのが残念。今回、NISSAN本社ギャラリーで開催している作品展はどちらかというと番組後期の作品が多かったようですが、テレビで見るのと実際の作品の質感の違いとかはっきりわかるので好きな方にはおすすめです。個人的には上の画像の二つ・・佐藤卓さんの「ランドセル」と蝦名龍郎さんの「切手」がとても良かったかなと。他のですとマヨネーズの穴が好きなんですが、今回の展示だとこの二つがプロダクトとしての完成度が高かったです。プロダクトでも紙をベースにした作品は比較的完成度が高かったですが、それ以外はまちまちでした。。


THE PERMANENT COLLECTION OF NEW DESIGN PARADISE 2006展
ニューデザインパラダイス

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クリエイターの著作権

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「特集第26回クリエイターの著作権って?」にTBします。ちょうど著作物と著作権の取り扱いの事で個人的に調べていたのでタイムリーな話題なのですが、うちの事務所の場合、著作権と著作使用権については契約書に明文化して契約するようにしています。この場合、主に空間デザインや建築設計に対して効力が出るような感じなのですが、外部に委託するグラフィックデザイン(主にロゴ)やウェブデザインの著作の扱い方をどうすれば良いのか?または同じようにあつかって良いのかどうかを含めて、法務家の友人に相談していますが、特にウェブデザインの扱い方がとても難しい。実際ウェブのデザインされている方がどう扱っているのか知りたいです・・・続きはmoreで


僕の事務所のウェブサイトで公開する場合や外部委託して制作した著作物をその制作者のウェブサイトで公開する場合等はクリエイティブ・コモンズを利用しています。広く知って貰う部分と万が一トラブルに見舞われた際の予防策ですが、ウェブの場合簡単に転載、転用が利くので取り扱いの内容を明文化する事は非常に大切だと思います。特に日本の場合、大部分の人は外国語が満足にできませんから万が一海外で自分の著作が無断使用されたときに対抗手段をあきらめてしまう事になりかねない。

クリエイティブ・コモンズの良い所は、明文化できるだけでなく世界の多くの国にネットワークを持つのでその国の言語で警告を知るすべになる所かなと思っています。実際の効力は弱いかもしれませんが、著作に対して意思表示を見せる事は海外だと当たり前だし、ある程度のリスクを持たないとウェブの世界では公開できないと思います。

クリエイティブ・コモンズの事(過去のエントリーより)


2006年09月07日

椅子を見に行きました

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表参道の某ファニチャーメーカーのショールームに椅子を見に行きました。ある物件で使う予定のものをクライアントと一緒に見に行って来たのですが、カウンターで使う椅子のセレクトでなかなかズバリというものが見つからずで、候補となるものをセレクトしショールームを後にしました。続きはmoreで・・・

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今回クライアントを誘ったのは、こちらで選んだ物を確認する事と実際に座った感触を「お店を想像しながらマッチするかどうか」の観点で見てもらう事でした。特に設えの部分にこだわり持った方なので、自分の目指すお店の方向性とデザインにズレが生じていないかどうかをチェックする事は重要になってきます。今回このメーカーを選んだのはデザインとコストのバランスが今回計画しているお店にマッチしていると思ったからですが、一部の椅子は他のメーカーも含めて選び出す予定です。クライアント(オーナー)とデザイナーは互いに信頼関係が出来ていないと、いいお店やデザインを生み出す事は難しいですが、互いに「良いと思った物を選び出す」作業は楽しいですね。今回セレクトした椅子を僕がバランスを見て吟味し、最終協議をしますがとても楽しみです。。


2006年09月02日

ダイニングバーとしませんのグラフィック

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写真は先月28日にオープンした「ダイニングバーとしません」のエントランス写真。見ての通り非常に混沌とした環境の中に入口がある訳ですが、設計を開始する前(クライアントと一緒に現場調査したとき)に同時に店名のグラフィックをどう処理するか?この仕事では大きなテーマだったのですが、僕が思いついたのは「サインそのものに輝度を持たせてシンプルに処理する事」でした。発光させるだけでなく輝度を持たせるとなると自ずと手段が限られてくるのですが、今回使用したのはネオン。昔ながらのオーソドックスなサインマテリアルですが、今年に入って結構多用しています・・・続きはmoreで

ネオンを使う最大のメリットはコストです。LEDより安価で加工が容易な事、そして色数が豊富な事です。ネオンは広く知られている通り、管径が8~15mmくらいで選べる上、着色管(ガラスに塗られた塗料で色分け)から従来の透明管(発光体で色を変える)トランスもインバーターの小型のタイプもあって用途に応じて使いやすいのが特徴です。今回のロゴタイプはネオン使用を前提としたグラフィックを試みようと考えました。

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グラフィックデザインは、今回もcosydesignの佐藤浩二くんに依頼しました。彼にはネオンの特性を伝えた上で、グラフィックとしてみたときに「3Dと2Dに差異が出ないデザイン」をオーダーしています。ちなみに「ダイニングバーとしません」はカジュアルなダイニングバーで「海賊船」をテーマに空間やグラフィックのデザインをおこしているので、このグラフィックも「波間に浮かぶ海賊船」を「キャッチーに読める」デザインとしています。カタカナとひらがなでデザインする事は個人的には多分初めて。

商空間におけるグラフィックデザインの難しさは、多分「サインに置き換えるときにサインでつくれるデザインになっているかどうか」だと思うのですがグラフィックデザイナーの多くはサインマテリアルをよく知りません。2Dで表現する事が前提ですから、どういう素材で処理するかどうかまで考えてくれるデザイナーは少ないんですね。幸い、今回お願いした佐藤くんはオーダーする際に細かく聴いてくれるので、ずれは殆どないのですが今回はあらかじめ使う素材を限定してデザインを起こした訳です。通常とは逆の行程でデザインしているのですが、置き換えの際もデザインやバランスを崩さなくいけましたし、面白いものがつくれたかなと思っています。。

Creative Commons License
この作品は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています。

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