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2007年度タイポグラフィー年鑑に入選


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11月に完成した横浜・浅間下のBarブリキのSI/ロゴタイプが、2007年度タイポグラフィー年鑑に入選しました。来年発行される「タイポグラフィー年鑑2007」に掲載されます。今年はロゴマーク等のSIをデザインする機会が結構多かったので、その中でクライアント以外の評価を得られた事はやっぱり嬉しいです。

オーナーバーテンダーである北村さんからBarの店舗空間デザインを依頼され、その流れの中で依頼されたのがこのロゴタイプですが、デザインを創るにあたっては結構苦労しました。

店名である「ブリキ」は北村さんが長年温めていた名前で僕らがヒアリングを受けたときに既に決めてあった名前でした。なのでこのブリキという名前に決めた経緯や思いのような部分を色々聞いていく訳ですが、北村さんの場合割と漠然としていたんですね。何となくではないんだけど、うまく説明できない感じといったほうが正確かもしれません。そこで直ぐにロゴのデザインに取りかかるのではなく、空間デザインの進捗と平行して北村さんの欲しているデザインを僕自身が消化しながら提案し、ロゴについても全体の見え方の中でのロゴのあり方を模索していきました。

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空間デザインは僕自身が手がけましたが、ロゴタイプはディレクションに徹し、同世代のグラフィックデザイナーでもっとも信頼しているcosydesignの佐藤くんにデザインを依頼する事にしました。佐藤くんに依頼した段階では、北村さんとのブレストも回数を重ねていたので彼がこのお店で表現したい事がだいぶ理解できてきたのですが、グラフィックとして拠り所となる部分については最後まで悩みました(笑)。

同時に北村さんとの会話の中で彼が「ブリキ」という名前の意味以上にその語感が気に入っている気がしたので、その語感と佐藤くんから提案された語感を素材に置き換えた時のステレオタイプ(ちょっと懐かしいイメージ)を形にしてみようと言う事で進めました。上の画像が最終案ですが、2案作成し両方とも「古き良き日本のBar」のようなデザインを感じてもらえるのかなと思っています。ロゴタイプでのディレクションは「必要な縛りを設ける事」だと思うのですが、今回の縛りは「語感」ですからデザインも難しかったと思います。

このロゴタイプは北村さんも大変気に入ってくれて2案お見せしたときも真っ先にこの最終案を選んでくれました。僕と佐藤くんもプッシュはこの最終案で、北村さんにもその事を伝え、具体的な展開の仕方を決めました。通常は先にプッシュ案を伝えるのですが、意思決定を妨げたくない思いもあったのでそうしたんですね。3者がコンセンサスをとりながら創ったロゴマークが第三者の知識者の方たちに評価されるのは、やっぱり嬉しいのです。。


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