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2008年07月31日

KIKORIのこだわり。その1

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これはトイレ前の前室に設置したピクトマーク。男女兼用のトイレですが店名が「キコリ」なので男の子は斧を持っています(笑)。またカップルで仲良く来て欲しいという意味も込めて手をつないでいます(笑)。僕とアシスタントでピクトデザインしたものですが、たまたま偶発的なアイデアで出てきたものなんですね。普段見慣れているものほど、こういう遊びって気がつきますしお店のスタンスを理解してもらいやすいと思うのです。

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これはラウンジ側のソファー席上にあるメッセージボーダー。これは意匠的にというよりも機能として考えたものですが、このKIKORIの店前は環状一号線(旧東海道)が走っていて、浅間下バス停の目の前なんですね。非常に通行量が多いうえに、目の前が5路線が停車するバス停。トラフィックの多く速い環境下で読ませるサインをつけても効果が薄いのではないか?という仮説からデザインしたものです。良く路面店には行灯やネオン、LEDなどを駆使してロゴタイプを象ったサインや前面発光する面板にカッティング文字のサインを見受けますが、トラフィックが多い環境化だと認識するスピードが大切になります。結局文字で読ませるのか色で識別するのかで言うと色の方が断然早い訳です。メッセージの内容までしっかり読めなくても、「いまの赤いボーダーのお店、なに?」となればその次は注視するはずです。そういう機能的な部分とカフェらしい造形感を鑑みた結果がこのメッセージボーダーにつながりました。


2008年07月30日

KIKORI 設計検査

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今月から施工に取りかかっていた横浜のCAFE & BAR KIKORIですが、設計検査(引き渡し検査前の事前検査)に行ってきました。施工はマイヤーズさん。スケルトン+インフィル、オーガニック、穏やかなカラースキームをポイントに設計させて頂いたカフェですが、什器と家具、サインが納まり、ようやく全容が見えてきました。上の写真は一週間前の現場。
続きはmoreで

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設計検査は、施主検査前の事前検査なのですが今回はスケルトンである上にペイントの塗り分けが3つある為、塗り分け面の納まり具合やインフィル部分の塗装の仕上げ、外部のモルタル仕上げの精度などシンプルな故に見た目を左右する要素が多く、必然的にそのあたりを細かくチェック。造作什器の納まりを調整したり、塗装もその場で直せるものは直し、是正が必要な部分は後日時間を作って一気に是正します。引き渡しは明後日ですが、フィニッシュが見えているだけに、現場も和やかです(笑)。

検査後にMaxrayの戸澤くん(照明のプランニング担当)と今回のペイント系の素材提案をして頂いた菊水化学の棚橋さんが現場に到着し、戸澤くんはライティング調整を棚橋さんとはしばし歓談。建材メーカーさんを現場に来てもらう事は普段余りしないのですが、今回は結構こだわって色彩計画を行なったので、見てもらいたかったんですね。こういう部分を実際見てもらって、メーカーさんとして次の提案に繋げてもらえれば良い訳ですし。

今日は、途中で激しい雷雨になって外回りの工事関係の方には苦労を掛けてしまいましたが、明後日引き渡しですし、最後の一踏ん張りで(笑)完成させたいです。。


2008年07月24日

LCWが到着

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先週末に発注していたイームズの低座チェアLCWが届きました。今まではDSRを騙し騙し使っていたのですが、ソファー(カリモクKチェア)とイームズの低座テーブルCTWの組み合わせで考えると、低座のLCWLCMがやっぱり組み合わせやすい訳です。LCWにしたのはLCMに比べて脚にボリューム感があるので、比較的いかついカリモクKチェアとの収まりが良いから。ちなみにDSRは僕のデスクの方へ(笑)。

ちなみに両側に写っているクワズイモは、人形町の露店花屋で700円(!)で購入したものを事務所に余っていた鉢に植え替えたものです。土は100均の土を買ってきて(笑)足しました。購入して10日程度経ちましたが結構育ってくれていて、新芽も3本出てきたので育てるのが楽しみです。。


2008年07月20日

Cosyくんが東京に来たので・・・

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タイトなスケジュールをぬってですが、いつもお世話になっているグラフィックデザイナーの佐藤浩二くん東京に出張でやってきたので、彼と仲の良いコトホギくんこと池上くんCMSデザイナーの林くんを誘って食事をしてきました。少し前に見積コンペでお世話になった面々ということで、このメンツになったのですがなかなか楽しかったです。Cosyくんのルーチンワークで毎年この時期に集まるのですが、去年は林くんが居なかっただけで、日にちも1日違い(コトホギくん談)とのこと。

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平日だったので、余り遅くまでは飲めなかったのですが、一度解散してCosyくんと二人で茅場町のBarへ。女性のバーテンダーさんが居るこじんまりとしたお店でしたが、いいお店でした。あいにく店名を控えずご紹介できませんが、茅場町の田中貴金属のそば(ローカルで済みません)です。このお店では、ほぼカメラ談義に花がさきましたがD700とかGX200あたりのネタ中心。翌日の事もあって、そんなに長く話せなかったけど年末のうちの忘年会の前に大阪に行く約束をして分かれました。次ぎ合う時にCosyくんはD700を手に入れているのかな(笑)。。


2008年07月16日

ALTACIAの閉店

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僕がこのデザイン事務所「平澤太デザイン計画機構」を設立して間もない頃に、デザインさせて頂いた自由が丘のセレクトショップ「ALTACIA (アルテイシア)」が、建物の取り壊しに伴い、閉店する事が決まりました。詳しくはオーナーである斉藤さんのブログに詳しく書かれていますが、僕が事務所を設立して、初めての脱サラ開業のクライアント&初めての年下のクライアントということもあり、色々な意味でチャレンジした仕事でした。

この閉店の話は春先に斉藤さんから相談を受けており、色々な視点で模索しましたが、経営者である斉藤さんがもっともハッピーでいられる事を前提に幾つかの事例を交えつつ話し合いをしました。結果としては閉店となりましたが、ウェブショップは継続し、また彼を評価する企業から自社店舗のプロデュースという大役も受けていますので、アルテイシアを愛する顧客の皆様へは、別なステップで期待を裏切らなくて済みそうです。その点で一番ホッとしているのは斉藤さん本人でしょう。


アルテイシアは、13坪の小さなお店ですが僕が長年やりたかった「SIと空間デザインをひとまとめで構築する」事を初めて実現したお店です。グラフィックデザインは大阪のCosyくんに手伝ってもらいましたが、ロゴもツールも空間デザインも完成して2年後に雑誌や専門誌に評価された、遅咲きの評価を受けたお店でもありました。でも時間が経っても、褪せないで評価受ける喜びを得られたのもひとえにこの仕事を僕に任せてくれた斉藤さんの度量の賜物だと思っています。


新たなステップを踏む斉藤さんですが、またこの「ALTACIA 」のロゴを冠したお店を創る機会はあると信じています。それが10年後になっても、斉藤さんも僕もよぼよぼになっても良いじゃないかと(笑)。そんな事を最近考えています。。



2008年07月10日

KIKORI のロゴタイプほか


CAFE & BAR  KIKORI のロゴタイプ


横浜に計画中のCAFE & BAR KIKORIのロゴタイプが出来上がりプレゼンしてきました。決定したのは上記のロゴタイプで、うちのロゴデザインではおなじみのCOSYくんこと佐藤浩二くんがデザイン。クライアントも全幅の信頼を寄せるCOSYくんなので、このロゴ提案はとても楽しみでした。彼との恊働作業は、お互い気心も知れているので役割分担的な事が明確に出来上がっているのですが、東京と大阪でやりとりしながらデザインしていくので、イメージの共有に神経を使います。同時にプレゼンは僕の方で行なうので、やりとりの背景を交えながら作者の意図を正確に伝えつつ、どこにこだわったかを明確にすることが不可欠です。そのこだわりに対価があると思っていますし、良いデザインは記憶に残りますからね。


僕はディレクションする際には「説明しすぎない事」をポリシーに、お互いの領域を線引きするのですが、前回の出店で制作したロゴが多方面で評価を頂けただけに、COSYくんにとってはプレッシャーもあったかもしれません。そういう意味で言えば、最終ジャッジをしなければならないクライアントはもっとプレッシャーがあったかもしれませんね。今日は、ロゴのプレゼンの他、ビルオーナーさんへの説明、施工会社と厨房メーカーとの最終調整、スケジュールチェックなどをこなし、来週から施工に入ります。28日引き渡しでオープンは8月初旬です。


2008年07月01日

BAUHAUS experience, dessau展

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先週の話になりますがBAUHAUS experience, dessau展を見学しに東京芸術大学美術館に行ってきました。バウハウスというと、近代化を進めていた1920年代のムーブメントの中で偶発的に当時の先端技術と芸術を融合して、機能美や造形美を目指したデザイン学校・・のような認識が一般的だと思うのですが、今回のBAUHAUS experience, dessau展では、バウハウス13年の短い歴史の中でも最も発展したデッサウ期(1925〜1932年)にフォーカスを当て、バウハウスの理念や彼らがどう学びプロセス化していったかを、学生の課題やマイスターの作品を通じて、その核心に迫る内容になっています。

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バウハウスの凄いところは、その教育方針です。歴代の校長(ヴァルター・グロピウスハンネス・マイヤーミース・ファン・デル・ローエ)の指針に沿っていたとはいえ、ロシア・コンストラクティビズムデ・ステイルなどの同時期他国のムーブメントの影響を緩やかに受けながら、より合理主義的・機能主義的な方向性はヴァルター・グロピウスが校長を勤めたデッサウ期に昇華していきます。その結果、大量生産を前提とした工業デザインに対処しうる、デザイン教育がバウハウスの中心的な指針になっていくわけです。これはある意味、今の大学や専門学校が失ってしまった、デザイナーが求められている基礎体力的な部分を90年近くも前に既に行なっていた事であり賞賛に値します。また産学協同のプロセスも進んでいますよね。

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@Mewes 14:07, 24. Apr 2005 (CEST) and described as Bauhaus Dessau, eigenes Foto von 2003, public domain.

歴代の校長が全員建築家である事からも分かるように、バウハウスでの造形表現の最終目標は建築です。この思想は、ヨーロッパでは今でも受け継がれていて、細分化されている他のデザインの学科でも建築はデフォルトでカリキュラムに組み込まれていたりします。今回の展示ではグラフィックからテキスタイル、プロダクト、建築と時代とプロセスを織り交ぜながら回覧することができて、それぞれが密接に関わっている事を知る事ができます。また、その結果が現代を生きる私たちにも計り知れない影響と恩恵を受けている事を見せつけられます。最後にこの展示の「ご案内」からの引用しますが・・・

デザイン・プロダクツのある生活があたりまえになった今、デザインや建築に関する展覧会も数多く開催されています。そんななか改めて“デザインのバイエ ル”ともいえるバウハウスを知ることは、デザインの原点を知り、昨今のブームから一歩踏み込んで、自分たちの身の回りにあふれるデザインについて考える貴 重な機会となるにちがいありません。もし、バウハウスがなかったら、私たちのライフスタイルはどのようなものになっていたのでしょうか。それほど現代の私 たちの生活の中には、バウハウス・デザインと理念をルーツとするものが息づいているのです。生活の一部として普及し、発展していった文化としてのデザイ ン。来年、バウハウス誕生90周年を迎えようとする今、近代デザインの大きな流れを決定づけたバウハウスについて、もう一度、検証する時期が来たといえる でしょう。

BAUHAUS experience, dessau展はバウハウスを良く知っている方にも、まったく分からんという人にも、ちょっとだけ近代デザインを知りたい人にもおススメです。ちなみに最近この手の展覧会ではおなじみの音声ガイドは谷原章介さんが担当。なんとなく思ってレンタルしてみましたが、これがとても良かった(笑)。ちなみにじっくり回覧するには3時間くらい掛かりますよ。。

バウハウス・デッサウ展 BAUHAUS experience, dessau
【会  期】
2008年4月26日(土)〜7月21日(祝・月) 月曜休館
(ただし、5月5日(月)、7月21日(月)は開館。5月7日(水)は休館)
【開館時間】
午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
【会  場】
東京藝術大学大学美術館[東京・上野公園]
(〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8)
【観 覧 料】
一般1,400円(1,200円)、高校・大学生800円(700円)

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+ 平澤 太

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