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都市を創る建築への挑戦-設計組織のデザインと技術展

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埼玉県立美術館で開催している、「都市を創る建築への挑戦-設計組織のデザインと技術」展を観に行ってきました。この展示は、ゼネコン設計部や独立組織系設計事務所など15組の「非アトリエ系の設計事務所」が手がけた建築・都市開発等の実例展示で、模型やエスキース、ドローワークなどを交えながら、その建築がどのような使命と責任を背負っているのかなど、解り易く展示されています。

続きはmoreで・・

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大規模複合施設「ラゾーナ川崎 (LAZONA Kawasaki)」模型
山下設計+リカルド・ボフィル

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京都市本能特別養護老人ホームの模型
安井建築設計事務所

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京都市本能特別養護老人ホーム 暖簾サイン
安井建築設計事務所

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まちに開かれたトオリミチ - 京の伝統的な小径
(京の町家を暖簾で色分けし、スタンプラリーを実施)
安井建築設計事務所

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日建設計

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久米設計

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戸田建設設計統括部

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KAJIMA DESIGN

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沖縄県立博物館・美術館のセクションモデル
石本建築事務所

埼玉県立美術館のプログラムは以前開催された「45歳以下の建築家45人展」といい、普段なかなか一般の方が目にしにくい部分にフォーカスを当てる様なプログラムが多く、侮れないんですけど今回の「設計組織のデザインと技術展」も構成といい、それぞれの設計会社のマインドや視点が展示そのものに表現されていて、面白かったです。埼玉での開催(埼玉県立美術館の企画展)ですから、都内の建築であれば実際に脚を運んだ事のある見学者の方も多い訳で、自社の手がけた有名建築をいの一番に展示するところもあれば、人々のなじみは薄いけど自社のベストワークとして展示の主題においたところなど様々で、その設計会社がこの展示における思惑みたいなものも見え隠れしているように感じました。

建築の派手な部分・・・有名建築家が手がけた建築物は、確かに詩的で美しかったりしますが、その裏にはゼネコンのエンジニアリングが緻密に働いていたりします。エンジニアリングの裏付けがあって詩的になる訳ですけど、実際身近にある建築や構造物は、アノニマス(匿名性)であるが故に、その詩的な部分や問題を解決する為に行なった数々の所行がなかなか表に出てきません。建物は耐用しなければならない時間が長く、その土地の文化や気候、風土に緻密に関係します。その対処していくべき条件をどのようなプロセスでクリアーし、かつ詩的で美しくしていくかが、建築デザインの面白さ(傍観する側で言えば見所かな?)なんだと思います。そういう意味でも今回の展示は、組織事務所のアーキテクトたちの所行・・・裏にある苦労や組織事務所らしい緻密なプロセスがみえて、建築デザインに対する一般の方の見方を(建築の派手な部分だけではなくて)変える事が出来る様な気がします。

個人的には、全部よかったんですが、建築の設計事務所が半ば京都観光PRの一環として行なった感のある「まちに開かれたトオリミチ - 京の伝統的な小径(安井建築設計事務所)」。緻密なエスキースがふんだんにあって、建築は人間の手で一本の線からを地でやっていた感のある「赤坂サカス(久米設計)」。大きなセクション模型とパネル展示のシンプルな構成で、沖縄の風土&気候にどのように対処してデザインしたかが解り易い「沖縄県立博物館・美術館(石本建築事務所)」。この3つ展示が印象的でした。

この展示は、ほぼプロフェッショナルや建築を目指す学生さん向けだと思うんですけど、建築の好きな一般の方にも是非見て欲しい展示です。



「都市を創る建築への挑戦-設計組織のデザインと技術」展

会場: 埼玉県立近代美術館
スケジュール: 2008年11月14日 ~ 2009年01月25日
年末年始休館日: 12月26日〜1月5日
住所: 〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
電話: 048-824-0111 ファックス: 048-824-0119

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