店舗設計の問い合わせで多い話 Vol1・・

最近、個人オーナーさんや中小企業の出店に伴う、店舗設計の相談が増えています。とてもありがたいお話で、色々な質問や心配事なども含めポジティブな話し合いが出来ているのかなと個人的に思っています。
その中で、結構多かった質問について一度このコーナーで記録しておいた方が良いかなと思い立ち、今回から数回程度に分けてまとめてみました。弊所の考え方やポリシーに準じる事が多いかもしれませんが、これから出店される方にとって、少しでも参考になれば幸いです。。
1: 出店候補先の不動産を契約する前に・・
最も多いのが「不動産」絡みの話です。特に出店候補先が幾つかあり、それぞれ一長一短ある場合は、特に選ぶのに苦労が伴いますが、僕らの場合はクライアントの商売のイメージを出来るだけ大切にしたい・・という考え方から優先順位を付けるようにしています。当たり前かもしれませんが、幾つか候補がある場合、不動産屋から急かされる事が多く契約を急ぎがちです。
最悪なのは、既に契約してしまうケース。設計の内容も事業予算の予算配置も出来ていないのに、契約してしまうケースです。こうなってしまうと、家賃という形でランニングが発生してしまい、全てを時間優先で決めざるを得なくなります。店舗の設計から施工、オープニングの準備まで含めると(業態や規模にによってバラツキがありますが)最低でも3ヶ月程度は掛かる上、後々のコストの調整が難しくなります。
店舗の設計において、予算が増えると選択肢が増えます。予算が潤沢にあるケースであれば問題にはならないのですが、出店先のテナント設備が何もない場合(スケルトンなど)は、自動的に割かなければならない費用(水回りや空調)が発生し、後々施工費用のやりくりが必要になってきます。予算が厳しい場合は、時間的なゆとりを持つ事が不可欠です。デザインやアイデアで厳しい予算を乗り越える為には、アイデアを考える時間が必要な訳ですね。
不動産屋と交渉する上では・・
1:複数の不動産から選択肢を保つ事
2:前家賃の交渉を必ず行う事
(特に工事期間程度の空家賃は交渉で発生させないように努力する)
3:契約する前に設計者や施工会社の候補を決めておき、相談に乗ってもらう。
4:ロケーション的に甲乙付けがたい場合は、出店先のビル設備の内容を吟味する(水回りや空調に手がかからない物件を選ぶ)
この辺がポイントです。
次回は、お店を創る上で設計者とどういう感じでつき合っていくのがベストか?を書いてみようと思っています。。
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店舗設計の問い合わせで多い話 Vol2・・


