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Leica M9 & X1

leica-m9-rangefinder-camera|平澤太デザイン計画機構

Leica(ライカ)がフルサイズCCD搭載のMマウントレンジファインダー機M9をリリースしましたね。APS-CサイズのCCDを搭載したM8のリリースから2年でフルサイズを発表し、手元にあるMマウントのレンズ資産をフィルターやモアレ除去なしに本来の画角で気にする事無く使える訳ですから、世界中のライカファンが熱狂したのは頷けます。今年に入ってM8購入した方はさぞや悔しいでしょうね。

M9は、コダック製のフルサイズCCDを採用し、「世界最小のフルサイズカメラ」を謳っています。有効画素数は1800万画素。そのほかM8からの変更点としてデュアルプロセッサー搭載、ノイズ軽減、シャッターの静音化、ボタン類の再構成などが行われています。ちなみにお値段は75万円也。生産が追いつかなくて納期が未定というLeicaにとっては前代未聞の事態に陥っているようですが、発色の良いコダックのCCD搭載でこの性能を考えると「フルサイズ機」を待ち望んでいたLeicaファンにとっては、もう買い時と判断しているのでしょう。祖父の形見分けで所有しているM3と諸々のレンズを持っている僕にとっては、喉から手が出るくらい欲しいのですが、値段を考えるとおいそれとは行かず(笑)、また宝の持ち腐れになりつつあるM3をどうにかせねばという想いもあり(笑)、躊躇します。

そんな事を見通した訳ではないのでしょうが、これまた困ったのがこれ。
来年1月発売予定のLeica X1。

inhand-finder|平澤太デザイン計画機構

Leica初のAPS-CサイズのCMOSセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラがLeica X1。有効1220万画素「APS-C」サイズのコンパクトですから、対抗機的にはSIGMAのDP1やDP2となりますが、レンズが35mm判換算時で36mm相当となる「ライカ エルマリート f2.8 / 24 mm ASPH.」搭載でズームなしですから、画角的にはDP1やDP2の間ですね。今主流のデジタル一眼と同じ大型の撮像素子を搭載して f2.8のコンパクトデジタルとしては明るいレンズを搭載していますから、かなり良い絵つくりが期待出来そうです。

最大記録画素数は4,272×2.856ピクセル。記録形式はJPEGのほか、DNG形式のRAWにも対応。「JPEG+RAW」の同時記録もOK。ISO感度はオート/100〜3200、シャッタースピードは30〜1/2000秒の範囲で設定でき、連写速度は秒間3コマ。記録メディアには SDHC/SDカードで、約50MBの内蔵メモリーを搭載。撮影(露出)モードは「プログラムオート」のほかに、「絞り優先オート」「シャッター優先オート」「マニュアル」の3つから選択が可能。画像調整機能として「フィルムモード」を搭載しており、「標準」「ビビッド」「ナチュラル」「BWナチュラル」「BWハイコントラスト」の5種類のフィルム効果を選 択できるとのこと。コンパクト機としてはそつのない性能です。

sidebyside|平澤太デザイン計画機構

なにより、並んでみると解りやすいのですが、Leicaの歴史を正常進化させたような美しいデザインが魅力的です。M9はMシリーズの系譜を辿っていますし、X1もライカ初期の名機であるLeica-IIのデザインを踏襲している感じがします。独特のプロポーションですし。今までリリースしたLeicaのコンパクト機(D-Lux 4など)はLUMIXのOEMで、筐体のデザインやエンジンのりチューンのみ施されたLUMIXの兄弟機でしたが、このX1はLeicaコンパクト初の非OEM機のようです。

個人的には、画角がもう少し広角寄りになっていて欲しかったかな。36ミリだとスナップや普段撮りには向いていても、僕のような仕事ではなかなか使いにくく、最低28ミリにしてほしかった。Leicaの事だからコンバージョンレンズはリリースしないでしょうし。ちなみにお値段は20万前後の予想なので、やっぱり勇気がいります。DP1と2がセットで買える値段ですしね。笑。これ一台で何でもOKとはいかないかもしれませんが、コンパクト機の最高峰なのは間違いなさそうです。X1のリリースで、SIGMAのDPシリーズやリコーGR-digitalがどう出てくるか楽しみ。

35ミリのフォーマットを確立したLeicaの最新作2台は、魅力が詰まりすぎていて、本当に困ってしまうカメラです。

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