OLYMPICS 2016


オリンピックの開催地はリオ・デ・ジャネイロで決定し、東京は負けてしまいましたね。日本への誘致でいうと大阪に続いて二連敗ですが、三度目の正直で誘致合戦に臨んだリオやIOCの元会長のコネクションを最大限に活用したスペインのマドリードに歩があったのではないかと。誘致以前に盛り上がり的な部分(国民の支持率が55.5%で4都市中で最低)も然りですよね。プレゼンテーションの時の様子は東京もかなり良かった(女の子のプレゼンスピーチが特に)のですが、ロビー活動は見えないのでともかく、最初から歩が悪かったような気がしてならないのです。
まず、五大陸で唯一オリンピックを開催していない南米のリオが名乗りを上げていた事。IOC委員の投票で決まる(人為的)とはいえ、オリンピックの公正な精神からいくとロンドンの後にシカゴや二度目の東京にはなりにくいと思うのです。治安面でいうと東京以外はドングリの背比べみたいな部分があるでしょうし、最も進んでいた環境面&財政保証のアピールは、結構響いていたような気がするのですが、 3回目の誘致で相当プランを練り上げて(当然、ウィークポイントを洗い出し対処して)臨んだリオの方が数段上だったということでしょう。

「20年大会への再立候補も視野に、敗因を分析する方針だが、総額150億円に及んだ招致費用の検証や会場予定地のあり方など、様々な課題も浮上する」とニュースで解説されていましたが、このうち公費が100億円!ちなみに大阪が誘致の際に使った公費が47億円だそうですから、倍の税金を投入したことになります。負けた訳ですし検証する必要が出るのは当然ですね。メインスタジアムを建設する予定だった晴海の都有地も再立候補するとなると16年以降さらに4年間寝かせないといけない訳で、寝かせる為に必要な費用をどうするのか?問題が山積しています。ただでさえ高い東京の土地ですし。
同時に、日本で夏期オリンピックを開催する事は、経済活性化の起爆剤としての期待だけでなく「国全体が明るい方向に向かっている」ような世論の同調が必要なんだと思います。1964年の東京オリンピックは体験していないのでその時のマインドみたいなものが解らないのですが、高度成長期にアジアで初めてのオリンピックを開催した意義を考えればその時の高揚感が容易に想像出来ます。でも、今回の場合は社会が成熟している中での誘致ですから、前回同様とはいかない筈です。再立候補して臨むのであれば、敗因を分析も含めて、国内の世論をどう盛り上げるのかに掛かっているんだと思います。環境(カーボンオフセット)オリンピックというテーマも、最も似合うのは日本でしょうし、多分日本が最も優れたインフラを提供出来るのでしょう。2020年も立候補するのであれば、今回のプレゼンテーションで提示した日本ならではのオリジナリティを前面に出しながら、今回以上に世論を見方につけ、弱点の付け入る隙をなくす事がもっとも大切なような気がします。。
メッセージブック
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立候補ファイル
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