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2010年03月18日

展示会場構成のこと

ロンドンのDesign Museumで開催されたBrit Insurance Design Award 2010のローンチ会場の様子とNominees Party (Tuesday 16 Feb)の様子|平澤太デザイン計画機構

ロンドンのDesign Museumで開催されたBrit Insurance Design Award 2010のローンチ会場の様子とNominees Party(Tuesday 16 Feb)の様子|平澤太デザイン計画機構

ロンドンのDesign Museumで開催されたBrit Insurance Design Award 2010のローンチ会場の様子とNominees Party(Tuesday 16 Feb)の様子|平澤太デザイン計画機構

写真は、ロンドンのDesign Museumで開催されたBrit Insurance Design Award 2010のローンチ会場の様子とNominees Party (Tuesday 16 Feb)の様子。この会場を見た時に、去年IPECの実行委員で計画していた会場構成と良く似ているなって思って思わずポストしました。笑 こちらは計画どまりですから、なにも言えないんですけど会場構成として良く纏まっていて好感が持てますね。これを見ても感じますが、デザインのエキシビションの会場は良く整理されている事が大切。プロダクトやプレゼンテーションパネルが主役ですから、それらの展示構成物が魅力的に、かつ見易い事は最低条件ですね。

見やすさや会場の魅力だけが全てではありませんが、VIを整理する意味で言うと媒体への告知、ウェブサイト、各種ツール、会場構成は一貫性を持って取り組むべきでしょうし、出展主もプロモーションが曖昧なエキシビションに出展したいとは思わないはず。特に海外のエキシビションはこの辺がしっかりしていますね。IPECもこの位しっかりやれれば、もっと違った展開になるのでしょうけど・・


2010年03月12日

Monterrey Housing, Mexico

The Brit Insurance Architecture Award 2010 Monterrey Housing, Mexicoのこと|平澤太デザイン計画機構

The Brit Insurance Architecture Award 2010を受賞したELEMENTAL S.A,設計の Monterrey Housing, Mexico。「do-tank」がチリに拠点を置くELEMENTALが手がけたMonterrey Housing, Mexicoは、長期の不法占拠者の為のコミュニティを目的とした公共のプレハブアパートです。住環境を与える事で得られる治安回復も含めたプログラムで、見ての通り、建築としての見所は一見余り無いように見える素朴なアパート。このプロジェクトがなぜ受賞対象になったか、分りにくいですね。このアパートは、プレハブで工程の半分は既に工場で加工されたものを組み立て、残り半分はセルフビルド、不法占拠者が自分たちで施工出来るように工夫された設計になっています。コストを最小限に押さえる為の工夫でもある訳ですが、その仕組み全体を非常に限られた予算の中でプログラム化し、実現した事が評価され受賞に至った訳です。

The Brit Insurance Architecture Award 2010 Monterrey Housing, Mexicoのこと|平澤太デザイン計画機構

上の写真を見ると分りますが中庭を取り囲むように建てられているのも、コミュニティーの醸成をする為に緑地を設け、それを住民自身が「手入れ」することで、コミュニティー全体の機能を高め、住民同士のコミュニケーションを育む狙いがある様です。公共施設ですから、何も仕掛けが無いと時間の経過とともに劣化し、資産としての価値が下がっていくのが目に見えている(日本の団地でも起こりえる)訳ですが、わざと手を掛ける、自分たちでメンテナンスする仕組みを取り入れた事はユニークだと思います。結果として限られたコストの中で解決している訳ですし。

The Brit Insurance Architecture Award 2010 Monterrey Housing, Mexicoのこと|平澤太デザイン計画機構

以前インドのTATAが手がけた8000ドルアパートの事を書きましたが、住宅の供給は世界の人口から考えると全然追いついていません。このアパートと Monterrey Housing, Mexicoは、民間の供給と公共の違いがありますが、住宅問題を解決する事が生活向上の基本である事、それが不法占拠者であっても無視出来ない問題であること、を教えてくれるているような気がします。


The Brit Insurance Architecture Award 2010
Monterrey Housing, Mexico
Designed by ELEMENTAL S.A, images credit Ramiro Ramirez.
Client:Instituto de la Vivienda de Nuevo Leon, Mexico


2010年03月09日

JAPANSHOP 2010

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毎年3月に東京ビッグサイトで開催しているJAPANSHOPと建材展。これに行ってきました。今年は忙しい事もあって、1時間で駆け足で見るはめになったんですけど(笑)、建材については既に情報を得ていたものが殆どで個人的に目新しいものは、殆どありませんでした。

ここ数年のこの業界の関心はLED。

猫も杓子もと言った感じのLEDですが、去年の11月にLEDの照明器具のラインナップが通常光源のラインナップと同等になり、LEDのみで商業施設などの照明演出はほぼ可能な状態になりました。照明に関して言うと、商業施設やストアデザインは2歩ぐらい先に行っていている印象があって、そこに住宅やパブリックスペースが追っかけている感じ。なぜかとそうなるかと言うと、機能的な要求が格段に厳しいからです。例えば色温度が変われば「白」く見せたいものが白で無くなります。蛍光灯と白熱球で白いTシャツを照らした時に、白く見えるのはどっち?となると当然蛍光灯になる訳です。こんな感じの要求が、あちこちにある訳です。

僕の事務所では、2つのメーカーとライティングプロダクション1社に振り分けて、照明の計画と実施をやっていますが、去年末から実施している設計案件から、LEDの配灯を織り交ぜながら、計画しています。

ウチの基本スタンスは無闇にLEDを入れるのではなくてスケールメリットを得られる場面での使用が前提で、通常光源の方が優れている場合は無理して使わないで欲しい旨を伝えました。幾つかのセンテンスを分けて、その状況に「はまった時」はLEDで計画する、といったルール化です。とは言っても殆どの場面でLEDが使えるのですが、まだLEDの器具全てが完璧ではない状況ゆえの判断で過渡期ならではのことなのでしょうね


2010年03月02日

ニホンゴロゴ

「平澤太デザイン計画機構」のロゴマークが4月に発売される「ニホンゴロゴ」に掲載されます。ウェブサイトはこちらで

このマークは、ウェブサイトの刷新でCMSを導入する際に、ロゴマークを新たにつくろうと思い立って、色々なロゴの専門書や友人の助言を参考にして考えたんですけど、当時志帆ちゃんがデザインした写真スタジオの日本語ロゴがものすごく良くて、彼女にイメージだけ伝えて、デザインしてもらいました。合わせて名刺や年賀状、封筒のフォーマットもデザインし、ウェブサイトから名刺まで全てのツールに、このロゴが入っています。

ニューヨークでデザイン会社をやっている親友(日本人)が言っていた事ですが、日本のグラフィックデザイナーはもっと日本語、日本の文字を大切にした方がいいと。

なぜなら、欧米出身のデザイナーは、筆を使う文化ではないから文字の縦組が出来ない事。そしてアルファベット以外の文字組が難しい事。日本人のデザイナーなら、それがたとえ中国の楷書体でもハングルでもそれほど抵抗なく出来るはずだし、アルファベットも含めて自由にデザインができるよねって話す訳です。

なるほど、と思って僕の事務所は日本語のロゴにしました。このロゴ、特にアメリカやヨーロッパのデザイナーや友人には凄く評判が良くて、名刺はすぐ無くなります 笑。彼らから見ると日本語のロゴって文字と言うよりもマークに見えるらしいです。欧文体は筆記体を除き複雑な文字ってないですから。

最近、廻りの仲間達の仕事を見ていると日本語ロゴでの顕著な仕事が多くて、それは無意識であっても依頼する側も求めているのかも知れませんね。

日本語、もっと大事にしないといけないですね。

「ニホンゴロゴ」の書籍の内容について

今まで日本語のロゴをまんべんなく集めた作品集は、意外とありませんでした。そこで本書では、デザイン性に優れた商品・企業・ショップ・タイトルロゴなど、バラエティ豊かな約1000点の日本語ロゴを一挙に紹介します。ひらがな・カタカナ・漢字特有の繊細さや筆文字の力強さなど、その魅力を存分に引き出したロゴを満載。デザインの現場に欠かせない1冊です。

ウェブサイトはこちらで

B5変形型、ソフトカヴァー、232ページ
250mm×200mm


2010年03月01日

VEのスペシャリスト

先日の情熱大陸は、改善士の横田尚哉さん。聞き慣れない職業だと思ったら、これって横田さんの自称なんですね。横田さんは、業界屈指の建設土木コンサルタントで、全国の自治体を対象に建設土木のVE(バリューエンジニアリング)を行う、プロフェッショナルです。

VEはアメリカから入ってきた手法で「当初の目的や価値を損なわずにコストダウン」すること。僕らの業界でも頻発する用語の一つですが、良く理解しないでその意味を使っている人もいます。コストカットを達成しただけなのに「VEしました」とか(笑)

以前、横田さんが講師のセミナーを受けたことがあって、その手法「ファンクションアプローチ」をその場の受講生に実演しながら一緒にやったことがあるのですが、もう目から鱗でした。その主眼点は「本質を見極める事」につきます。問題の分析、機能と効能の分析、コストの配分と適正を付箋を使って整理していくのですが、今回番組でも4日位の日程で、20億円の公共事業削減をやられていました。

VEの本質は、その道のプロフェッショナルが集まって一緒にアプローチする事。特に建築や土木のような利害が大きいものほど、その筋のプロが集まらないと解決できないのです。そしてその中心を担う人が自由に視点を変えられる事。より物事を多角的に見つめる事が重要なんですね。こういう物事の本質と向き合っていく訓練が出来てくると、それがデザインであっても、同じ事ができていくんだと思います。

何でも言えますが、向き合う事が大切ですね。

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