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2010年11月21日

JAPANTEX2010 TOSOブース

JAPANTEX2010 TOSOブース|平澤太デザイン計画機構|展示会ブースデザイン

先週の11/17~19までの3日間、東京ビッグサイトで開催されたJAPANTEX2010。今年もインテリアフェスティバル、IPECとの共催でしたが、去年に引き続きこのJAPANTEXに出展したTOSOさんのブースデザインを担当しました。IPECの方は殆どノータッチで、10月の一ヶ月間は、他物件との平行作業しながらTOSOブースのデザインをメインに据えてデザインワークを行っていました。

JAPANTEX2010 TOSOブース|平澤太デザイン計画機構|展示会ブースデザイン

JAPANTEX2010 TOSOブース|平澤太デザイン計画機構|展示会ブースデザイン

JAPANTEX2010 TOSOブース|平澤太デザイン計画機構|展示会ブースデザイン

TOSOブースのデザインテーマは「止揚の壁」。古いものが否定されて新しいものが現れる際、古いものが全面的に捨て去られるのでなく、古いものが持っている内容のうち積極的な要素が新しく高い段階として保持される状態の事。去年のブースデザインを原点に、その中からデザインの重要な要素となるテーパー部分をよりリファイし、研ぎすませる事で見てくるカタチを追求しました。TOSOさんのアイテムは、窓廻りのプロダクト。そこで窓辺に介在する壁にこの洗練されたカタチを与える事で、TOSOの展示ブースの永続するデザインと企業マインドを反映させ、来訪者に感じて頂けるデザインを企みました。

JAPANTEX2010 TOSOブース|平澤太デザイン計画機構|展示会ブースデザイン

JAPANTEXそのものは、去年以上に規模縮小した感が否めませんでしたが、各社の展示構成や商材の打ち出し方は、去年よりも力が入っている感じを受けました。特に大手のブラインドメーカー、表装系メーカーは、魅力的な商品の見せ方に腐心している様子がうかがえて、非常に参考になりました。

JAPANTEX2010 ニチベイブース |Photo: 平澤太デザイン計画機構

JAPANTEX2010 ニチベイブース |Photo: 平澤太デザイン計画機構
ニチベイブース

JAPANTEX2010 朝日ウッドテックブース |Photo: 平澤太デザイン計画機構
朝日ウッドテックブース

JAPANTEX2010 スミノエブース |Photo: 平澤太デザイン計画機構
スミノエブース

JAPANTEX2010 ルノン&3M ブース|Photo: 平澤太デザイン計画機構
ルノン&3M ブース

JAPANTEX2010 東リ ブース|Photo: 平澤太デザイン計画機構
東リ ブース

JAPANTEX2010 SECO ブース|Photo: 平澤太デザイン計画機構
西武ブース

JAPANTEX2010 シンコール ブース|Photo: 平澤太デザイン計画機構
シンコール ブース

JAPANTEX2010 立川ブラインド ブース|Photo: 平澤太デザイン計画機構
立川ブラインド ブース

JAPANTEX2010 川島セルコン ブース|Photo: 平澤太デザイン計画機構
川島セルコン ブース

個人的に印象に残ったのは、ニチベイとシンコール。
ニチベイは、エコ窓と銘打って、インテリアサイドの窓廻りプロダクトで内外気の温度差を遮断し、暖房や冷房の効率を高めることで非常にECOな空間がつくれること。これをブース全体で表現し展示につなげていました。商材一つ一つをしっかり見せつつ全体でのテーマにつなげていくやり方は、今回のJAPANTEXの中では飛び抜けていたような気がしました。間違いなく各社追求しないといけないテーマですし、あの展示構成はベンチマークされていくでしょうね。

もう一つはシンコール。シンコールは展示らしいものが一切無く(笑)インスタレーションに近い事をされていました。カタログの刷新で見せられる商材もあったはずなのに、それを封印してあの展示構成はとても大胆だし、勇気が必要ですよね(笑)。

今回は、終日会場に居られたのは初日だけで、2日目は夕方以降のみしか居られず、駆け足で見学したような感じでしたが、twitterの情報のおかげで結構効率よく見る事ができました。僕も出来るだけ発信しようとiPhone片手に奮闘(笑)。去年より規模縮小とはいえ、広い会場を効率よく見るとなると、実際に見た人達のリアルタイムな情報と出展企業サイド、主催者側の情報が不可欠ですが、twitterに関して言うと、出展社側の発信が殆ど皆無だったのは寂しかったかなと。実際会場では接客しないといけない訳ですし、発信するには人的な確保が必要な事情もあるかもしれませんが、この辺りの「リアルタイムな情報発信」は、来年のJAPANTEXの課題かもしれません。

今回のJAPANTEXを見て総じて思ったのは、既に知り得ている情報をなぞった展示が多く、展示そのものの鮮度を余り感じられなかった事。うちもそうですが、大抵のデザイン事務所、内装会社、インテリアショップは、各社営業担当がついているので新商品の情報は既に知り得ている事が多く、それをわざわざ脚を運んで見るには、実際に検討しているとか強い動機が必要ですよね。なので新商品のプレスアップをJAPANTEXにセットするとか、インテリアコーディネーターや内装店向けのターゲットから少し一般や商環境系デザイナーも取り込んだターゲットに拡大するとか、そういう今までと違う打ち出し方が必要な気がしました。

そんな感じで、今年も終わってしまいましたが、個人的に愛着のある展示会なので、また来年もお手伝い出来ればいいなと思っています。


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